式場の選び方
ご自宅
住み慣れた我が家から送ってあげたいと、考える方も増えてきました。家族葬をとお考えの方には、難しいかもしれませんが、うまく行えばかなりの費用を圧縮できると思います。
長 所
- ご自分の家ですので、気を使わず利用できる。
- もちろん使用料が発生しません。
- 近隣の方が参列しやすい。
- 昼夜を問わず、病院から搬送できる
- 副葬品などを忘れたとしても、すぐに探すことができる。
- 式場スペースが限られているので、低額な費用でも満足いく祭壇を飾ることができます。
短 所
- 会葬者用の駐車場設備がない
- 駐車場設備がないので、会葬者が多い場合は、路上駐車が多くなり、近隣の方へのご迷惑ばかりでなく通報などにより、逆に会葬者にご迷惑をかけることにもなります。
- 式場内に全員が入ることが出来ないので、屋外にテント設備などが必要となります。
(特に雨天時は、テントの数量が増えたり、夏季や冬季には冷暖房設備が必要となり、経費がかさむことになるだけでなく、会葬者へ申し訳ないといういらぬ気遣いがおこります)
- 祭壇を設置したり、式場として機能させるために家具などを動かす必要があります。ようやく葬儀が終わったとしても、それらを元に戻す必要があり、かなりの労力を要します。
- マンションなどの場合は、会葬者が焼香するまで廊下で立ったまま待ちぼうけとなります。
- エレベーターのないマンションや、小さなエレベーターのマンションの場合は、搬入や搬出の際は階段を利用することになるので、非常に危険です。(男性陣が多くいれば問題ありませんが)
- 祭壇・ご親族の着替え・お寺様の控え・食事など用意するお部屋が必要になります。
- 家族葬をお考えの場合、近隣の方にはすぐに分かってしまいます。「帰って下さい」といえるわけでもなく、結果的に気遣いが発生してしまいます。
地域の会館
あなた様のお住まいの近くに、必ず地域の会館が存在します。
長 所
- 町会費さえ払っていれば、優先的に利用できる。
- 民間式場よりもかなりお安い使用料となっている。
- あなた様のお家から近いので、ご近隣の方が参列しやすい。
- 祭壇スペースが限られているので、低額な費用でも満足いく祭壇を飾ることができます。
短 所
- 自治会が運営しているので、深夜の搬入はムリです。
(この場合、病院からいったんご自宅へ搬送するか、朝まで病院で待たせてもらう必要があります)
- ほとんどが1泊2日の利用ですので、搬入した日がお通夜になります。
(午後の搬入となると、物理的にお通夜はその日にできません)
- 納棺を別の場所ですませた状態で、搬入しなければなりません。
(霊安室のある病院は、事情を伝えれば納棺させてくれます)
※地域の会館のなかには3日間の利用ができ、納棺をしていなくても
受け入れ可能なところがあります。
- 駐車場設備がないので、会葬者が多い場合は、路上駐車が多くなり、近隣の方へのご迷惑ばかりでなく通報などにより、かえって会葬者にご迷惑をかけることにもなります。
- 式場内に全員が入ることが出来ないので、屋外にテント設備などが必要となります。
(特に雨天時は、テントの数量が増えたり、夏季や冬季には冷暖房設備が必要となり、経費がかさむことになるだけでなく、会葬者へ申し訳ないといういらぬ気遣いがおこります)
- お風呂やシャワー施設は、もちろんありません。(市内の場合は、近くにお風呂屋さんが多くありますが)
- ご自宅と同じように、家族葬には不向きです
公営式場
公営式場は大半が火葬場に併設しており、霊柩車やバスなどが不要にもまして、費用も経済的なので非常に利用者が多いようです。また、駐車場もありますので、会葬者にも便利です。特に、北斎場の式場は、駅からも近いうえに、バリアフリーなので、言うことなしです。ただし行政が運営していますので、利用にあたり若干の制約があります。
長 所
- 駐車場が充実している
- 使用料が地域の自治会館並みである
- 火葬場併設なので、霊柩車やバスが不要でより経済的である。特に、北斎場の場合は屋外設備(テントなど)が不要のため、なおのこと経済的である。
- 瓜破斎場・北斎場ともにバリアフリーとなっている
- シャワー室まで完備している式場もある
短 所
- 費用負担が少なく人気があるため、逆に数日待つこともあります。
- 交通の便が良くない式場もある
- 3日間の利用はできないので、借りたその日がお通夜となる(夕方お亡くなりになった場合は、24時間たたないと火葬ができないため、必然的にその日は仮通夜となります。そのため、ご自宅で仮通夜を過ごしていただくことになります)
- ご遺体を布団のまま寝かせることができません。(斎場に行く前に、納棺を済ませた状態でないと受け入れてくれません)
- 大阪市内の火葬場は飲食禁止となっています。(そのため近隣に仏事専門の料理屋さんができており、みなさんそちらを利用されています)
- 火葬場併設式場は、お葬式終了1時間以内に次の方へ明け渡さなくてはなりませんので、収骨まで待機したり、初七日法要で式場を利用することはできません(そのため料理屋さんが部屋を貸してくれるのです)
民間の葬儀式場
葬祭業者が葬儀や法事を行うために作った施設なので、機能的には最も充実しています。葬儀を行う場所だけでなく、宿泊の施設や、会食の施設、宗教者の控室なども用意されているケースが多く、建物のデザインに趣向を凝らしたものもあります。葬儀社が所有する式場の場合は、その葬儀社に葬儀を依頼することが、式場を使用する条件になります。
長 所
- 設備が充実している
- 病院からそのままご遺体を搬送できる
- 2日以上の利用が可能
- 交通の便が良いところが多い
- 駐車場を完備していることころが多い
- 大きなホールなら、火葬場併設式場のように、屋外設備(テントなど)が不要である
短 所
- 式場利用料金が高額なところがある
- 利用料金が無料でも祭壇の費用に上乗せされている場合がある
- 葬儀社の選定ができない
- 供花や飲食などの持込ができない。
- 料理屋などは決められており、値段が内容のわりに高いところが多い
- 供花は基本的には故人様とのお別れのために、切ることができないところが多い(リースという考え)
- 大きな葬儀会館だと祭壇を大きくする必要があると感じてしまい、いらぬ経費がかさんでしまう
- お葬式の時間から始まって、祭壇やスタイルまでどうしても葬儀社の自社式場の場合は、葬儀社主導の葬儀にならざるを得ない
寺 院
寺院の場合、本堂などで葬儀を行う場合と、境内地などに別途葬祭用の会館(貸し斎場)を建設して一般に貸し出す場合があります。前者の場合は、檀家の葬儀が中心になりますが、後者の場合は、他の宗派でも利用できることが多く、大阪市内では多く見られます。
長 所
- 民間の葬儀式場の長所に加えて、どの地域の方でも利用ができる
- 非常に低価格で利用可能な式場もある
- 伝統的で格式ある葬儀を行うことができる
短 所
- 宗教や宗派が限定されている場合がある
- 葬儀に同席してもわらなくてはならないところもある(その場合は、お布施も必要となります)
- 出入りの葬儀社を決めておられるところもある
- 駐車場設備が充実していない所が多い
- 建築物として非常に価値がある場合が多く、より慎重に使用しなければならない場合がある
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